クラブパーティ “Backroom”(8/31)は強烈に濃厚なグルーブが渦をまいてて、ぼく自身、ステップを踏みながら久しぶりなテンションを味わった。
最初、慌ててフロアに着くとすでに Ryo murakami のライブが始まっていた。彼のライブはとても重い。始まる前に心の準備体操を済ませておかないとダメなんだ。いきなりフロアに駆け込んでも、彼の音を真正面から受け止めることができない。フロアを埋めた人をぬって正面後方に立った。前の方では、すでに心の準備をすませていたのだろう何人もがステップを踏んでいる。Ryo murakami のライブは何度も体験しているけど、これは珍しいことで、このパーティでは快感が終わるまで続くだろうと予感させた。だから、最初にまわした DJ Compufunk から聞けなかったことを悔やんだ。
電子音響ディオと紹介されている Steven Porter のライブは初めてだけど、Ryo murakami同様に重い。この夜ぼくはライブでは静かにしていた。体力のあんばいから Inbe と Ooshima Shigeru のDJに集中した。そして、二人のプレイにとても熱くなった。
二人はとても暗くて深いグルーブを作り出し、ぼくは興奮しまくった。踊りながら回りのダンサーたちに「ヤバい、ヤバい」を連発した。回りはみんな知った連中が踊っている。そして、Ooshia Shigeru も Inbe も何度も何度も聞いてきた。地元のDJが地元でやっている。地産地消だよ。ぼくはオオサカシーンの只中に居た。
Sさんの嬉しそうな笑顔が印象的だった。Ryoが”地下茎”に呼ばれてオオサカでライブしたんだよ、って言っている。そう、あれはヌーンだった。ヌーン、大正サウンドチャンネル、アメ村サウンドチャンネル、クラッパー、ジグ、ロケッツ、サオマイ・・・など閉鎖したりクラブパーティをやめた現場、Ooshima Shigeru と Inbe を聞いたオオサカの現場が次々と浮かんだ。そしてオオサカのシーンは当然続いている。当然を支えている多くの関係者に感謝!
《クラブパーティ告知ページ[facebook]》
https://www.facebook.com/events/454978241275828/