「私が60歳を過ぎてから学んだもっとも大切なことは恐れないということ。私は全てを恐れ、怯えていた。その恐怖こそが人生最大の後悔の1つ」
「歳を重ねると熟していくという考えは一生理解できない。私はスローダウンなんてしていないし、 ゴールを達成することはいつまでも続いていく」
これは女優ダイアン・キートンの言葉。う〜、身に染みる言葉だ。
ぼくは60過ぎてから行った初めてのクラブパーティで踊り始めた。30代で遊んでいたディスコでは全く踊ることができなかったのに、60歳を過ぎてからはフロアで恐れることがなくなって踊った。クラブパーティだけでなく生活全般に “恐れない” が浸透していたと思う。
“ゴールを達成することはいつまでも続いて行く” にしても鼓舞されてる。何に鼓舞されてるかっていうと、HTMLなどのウェブテクノロジーの勉強なんだ。昨年までの数年はカミさんの介護に時間が取られて進化し続けるウェブのことはほったらかしにしてた。サイト管理の日常業務はほとんどが機械的作業ですむので何とか済んでいた。でもなー、これじゃダメだろうと正月前に新しいウェブ関連の書籍を何冊も買った。スローダウンなんかせえへんで!の意気込みだよ。
女優ダイアン・キートンはウディ・アレン監督の『アニー・ホール』を観てて驚き、のけ反ってしまった。こんな女優がいるの! こんな映画があるの!って感じだった。その後も彼女の映画は何本も観てるけど、もう『アニー・ホール』の驚きはないな。1977年制作で日本公開は1978年だから、ぼくは32歳。なんと、ダイアン・キートンは同じ1946年生まれと今日知った。