KEVIN SAUNDERSON JAPAN TOUR @ Rockets(11日)

1時過ぎにフロアーに入ったら知人がサンダースは2時半、キヒラさんは4時半と教えてくれる。コンピュファンクはと聞いたら、始まったとこだという。いいタイミングだと思った。この3人を聞きたいと思ってた。他のDJは知らないのだが・・・。

後ろからはよく見えないので、前の方へ行ってステージを見るとたしかにDJ Compufunkがプレイしている。いつもは帽子だが、今日はかぶっていない。きれの良いサウンドが心地よい。しばらくステージ下で眺めていた。

この夜のデコはシンプル。ステージに長いブースを設置しているだけ。DJの背後にレーザーを設置している。左右のグリーンレーザーと中央のフルカラーレーザーだ。このフルカラーが非常に美しい。グリーンレーザーは原則対称に、そしてフルカラーとのコンビネーションが見せる。

Kevinがコンピュータの準備を始めると、いやがうえにも期待が高まる。フロアーも埋まっている。とくに盛り上がるステージ下。DJ Compufunkの背後でレコードを手にしていたが、入れ替わって音を出したときは興奮した。ま、良かったのだがぼくはもっと期待していた。体ごと持っていかれる何かを期待していたが、それはなかった。

というのも、先月の8月28日のCompufunk Backroomに直前になって、デトロイトのGerald Mitchellのゲスト出演がアナウンスされた。全く知らないというか、アメリカからのDJを聞いたことがない。デトロイトテクノが気になって行ったわけ。そしてたら、これがすごかった。ヨーロッパのDJと違うところにすごさを感じた。それは、ジャズに通じる感覚で、体ごと持って行かれる感じだった。というわけでKevin Saundersonにはもっと期待できると思っていたんだ。

Kihira Naoki のテンションの高さと歯切れの良さはいつものことで、夢中で踊った。疲れてラウンジに出たら明るい。列車の通過する音が天井から聞こえる。休んでフロアに戻ったら、中は数人だった。少し居て6時半ごろに rockets を出た。自転車の前輪がパンクらしい。完全に空気は抜け切っていないので、ゆっくりなら走れそう。天気予報では曇りだったのに、途中で直射日光が暑くなる。今夏のクソ猛暑がまだ続くらしい。

SPECIAL GUEST DJ : KEVIN SAUNDERSON
DJ : Kihira Naoki (Social Infection/地下茎), RAWFILA (GRASSWAXX RECORDINGS, DJ COMPUFUNK(COMPUFUNK RECORDS), Baiyon (Descanso/D1 recordings)
LIGHTING×LASER WORK : SENCE OF WONDER (SPECTRUM)
FOOD : meets