社会保険庁から「年金記録の確認のお知らせ」が届いた

以前に届いた「ねんきん特別便」とは別に、今回は「年金記録の確認のお知らせ」が社会保険庁から届いた。「ねんきん特別便」の記録のほかに、可能性の高い記録が見つかったので確認してほしいというものだ。主には旧姓などでの調査結果によるものらしい。ぼくの場合は、名前のふりがなが違っていたために、最初の「ねんきん特別便」からもれていたらしい。

年金記録に関しては、もれている人の多いことが報道などから知っている。ぼくの場合はもれがないどころか、自分でも失念していた記録が社会保険庁の方で調べてくれたわけで、保険庁に感謝です。

ぼくは、30代から自営業だから、それからは国民年金だが、それまでは職場を転々としていたので「ねんきん特別便」の記録一覧にたくさんの会社名が載っている。アルバイト扱いだったところもあるので、働いたところのすべてが網羅されているわけではないが、自分としては「もれ」がないことに驚き、喜んでいた。

それが、さらに1社ふえたのだから嬉しい。お知らせには、厚生年金に加入期間と間違った氏名のヨミのみが記されている。社名と住所を記入して返送することになる。40年前の職場だから記憶をたどってもはっきりとは思い出せない。住所なんて記憶しているはずがない。現地を歩いたが、当の会社がないばかりか、あたりの街の風景が変わっている。

思いついて、市立図書館へ行って古い「住宅地図」を書庫から出してもらった。記憶をたどって、地図上から40年前に11ヶ月間働いた職場を見つけた。周りを指で追いながら、銭湯や飲みやを見つけ、40年前の街の風景が浮かんできた。しばらく地図に見入り、しんみりとしてしまった。

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カテゴリー: 生活