Yoshitake Expe さんのサウンドの展覧会 Yoshitake Expe Space Guitar Exhibition 2008が始った。3日スタートで11日までの9日間。夜になると期間中毎晩、ゲストを迎えてのライブが行われる。3日はそのライブに行ってきた。
小松音響研究所の小松氏ご自身による、真空管アンプによる試聴から始まる。ポピュラー、クラシック、オペラ,現代音楽、フリージャズなどさまざまなジャンルのCDの試聴。真空管が暖まってきました、なんて解説が入る。音は確かにだんだん良くなるみたい。最後に配線を短く変更したときは確かに一段とよくなり、もう何も言えない。家の音は問題外だがクラブなんかの音とも質が違う。もっとも、このビルでは爆音を出せない。これが1時間と少し。
続いて、ヨシダダイキチさんのシタール・ソロ。これも1時間と少しのプレイだったが、真空管アンプを通したすばらしサウンド。スピリチャルなサウンドが次第に盛上がって古いビルの空間に渦をまいている。夢心地だった。
そして、シタールを伴奏にYoshitake Expeのギタープレイ。たくさんのエフェクターを通してサウンドが繰り返し、繰り返しうねっている。最後はギターを変えての演奏。ピュアなサウンドにもう、ナチュラルハイ。
お客さんは30~50人ぐらいでちょうど会場がほどよく埋まっている感じ。シタール演奏を聞きにきた人が多いみたいでした。ほとんどの男子が長髪だし、会場では自然食や無農薬野菜なんかも売ってるし、床に座って聞いているんで、昔のヒッピーを思い出す雰囲気でしたね。