天王寺区生玉町のart gallery cafe SOHOが会場。nishimuraさんとは、4ヵ月前の細野ビルヂング66展が初対面。66展用の作品をビルの地下室で制作していた。細野ビルではボイラー室への入り口ドアが作品。制作したドアにペインティングをいているところだった。古いビルの地下室ということもあって制作現場には迫力があった。その作品が今回の個展に展示されている。ギャラリーの明るくてシンプルな空間に展示されると、同じ作品でもすっかりと存在感を変えているのに驚く。どちらがいいということじゃなくて・・・。
会場に展示された作品は最近発表されたものを集めているらしい。同時に十代からの過去の作品ファイルを見せてもらいながら、表現行為はアーティストの足跡なんだと、当たり前のことにいたく感心した。nishimuraさんは鰻谷燦粋の来月のクラブイベント『Session』でライブペインティンをする。過去の作品を見たことで、クラブでのプレイの期待がメチャ大きくなった。
今夜のパーティではその『Session』をオーガナイズし、DJプレイもしていたkawaseさんから、クラブカルチャーについての熱い話を聞いた。ほとんど生徒だ(笑)。クラブ歴の浅いぼくには、たぶん話していることの3割ぐらいしか理解できていないと思う。ハウスについてもいろいろ聞いたが、正直ぼくはテクノとの区別も明確でないレベルで、ハウスを理解するのはまだ先のこと。とても貴重で充実した時間だった。二人のアーティストに感謝!