草原で暮らすかあさんトラとぼうやのムチャクチャなほのぼの絵本。眠る時間なんだけど、ぼうやトラはなんやかや話かけて、なかなか眠ろうとしない。目をつむらない、ぼうやのそのなんやかやの理由が絵になっている。非現実的な幻想の森でぼうやかくれんぼをしている。リサみたいなウサギが隠れてたりして・・・。
内容は1998年のケイト・バンクスとゲオルグ・ハレンスレーベンのコンビによる『And If the Moon Could Talk』に似ている。本書は2002年と新しい。
今江祥智訳
ブロンズ新社、2002年12月発行