魚井宏高教授のWWDC2008報告@Apple Store Shinsaibashi

大阪電気通信大学の魚井宏高教授によるWWDC(Worldwide Developers)2008のお土産話を聞くイベントに行ってきた。6月9日から13日までサンフランシスコで開催されたWWDCだが、今年の目玉は何たって新iPhoneの発表。そのiPhoneの開発者の参加が多くて、WWDC史上はじめてチケットが売り切れたという。入場者は5,200人とか言っていた。Macworld expoはエンドユーザー向けのイベントだが、こちらは開発者を対象にしたもの。大勢の開発者の熱気が紹介される写真から伝わってくる。

新iPhoneは3G対応ということで一般の評判になっているが、カンファレンスに押し掛けた開発者はiPhoneのOS「OS X iPhone」が現行の1.1.xから2.0になることが重要らしい。2.0からはサードパーティ製のアプリケーションがインストール可能となる。それが開発者たちの熱気になっている。ちなみにiPhoneとMac OS Xの開発の根本が同じだそうだ。つまりiPhoneはケータイ端末というようりも、限りなく小さなMacというのが今日のぼくの印象だった。

実はカミさんがiPhoneに機種変更をしようか、と言い出すまでぼくは余り関心がなかった。iPodもiPod touchも持ってないし、欲しいとも思っていなかった。iPhoneもその延長ぐらいにしか考えてなくて興味がなかった。

カミさんはauのしばりがとうに切れて、機種変更を考えてカタログを見たり、ショップで実機を手にしたりしていたがもうひとつ欲しいものがなかった。そんなこともあってiPhoneにしようと言い出したものだから、ぼくも世間の評判を読んでみたら、これは無視できないなと思って、今日の午後2時から始まるセッションにアップルストア心斎橋に行ったわけ。

評判のiPhoneの話だし、魚井さんだし座れないだろうと覚悟していたけど、開始直後に駆け込んだが、真ん前にまだ数席の空きがあって助かった。なんといっても2時間をオーバーする話だからね。今日の話を聞いて、本当にぼくも欲しくなった。ケータイよりコンピュータだと思う。ワンセグやお財布ケータイの機能がないから日本では受け入れらないかもしれないという話が多い。何か、そういう次元の話ではないというのが、新iPhoneの実感だ。

ゲームソフトだって、何種類か動画で撮ったのを紹介していたけど、クオリティが高い。それが買取りで9.9ドルとか無料だって。そーそー、あの小さなボディにデータベースが搭載されているって(確かSQLite・・・)。これから大勢の開発者が動き出せば、どんなアプリケーションが出てくるか楽しみ。これは早目に、別に7月11日でなくてもいいけど、入手しておいた方がいいと直感した。

と言っても、ぼくはサムスンのケータイをソフトバンクから3月に買ったばかりなので無理。ここはカミさんをたきつけてiPhoneをオモチャにする魂胆だ。

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