CMSとして使うMovable Typeガイドブック

CMSとして使うMovable TypeガイドブックCMSとしてのMovable Typeはほとんど闇の中だったが、この8日の「CSS Nite in Osaka, Vol.9(Movable Type特集)」を受講して少し光りが射してきた。本書の共著者の一人、黒野明子さんのセミナーも聞き、Movable Type独自のテンプレートタグを覚えないことには始まらないことが分かった。Webに手を出した初期、HTMLを覚えた気持ちで独自タグの習得を目指そうと思っている。

本書はその独自タグ習得に最適ではないかと思っている。本書はMovable Type4.1の「インターフェース」、「テンプレートとテンプレートタグの解説」、「変数を利用したカスタマイズ」、そしてサイト制作の実習からなっている。

最後の実習はおいておいて、「テンプレートタグの解説」と「変数を利用したカスタマイズ」をみっちりと学習すれば独自タグの使いこなしの入門ができるのではなかと思う。セミナーでは、解説書は読むだけでなく、キーボードからの入力、そしてサンプルスクリプトの変更を力説している講師さんがいた。

それを肝に命じて、ぼくも本書で実際にサンプルを入力し、結果をブラウザーで確認しながら進めるという風にやっている。まだ、ちょっとだがMovable Typeそのものがおもしろくなってきた。

CMSとして使うMovable Typeガイドブック
著者 荒木勇次郎・黒野 明子
発行 翔泳社、2008年3月