Movable Type 3.31-ja を削除、一から 3.32-ja をインストール

時間のかかる、ちょっと大変な作業をしてしまった。8月13日に 3.2 から 3.31 にアップデートしたのだが、実はある不具合を引きずっていた。エントリーの投稿時にかなりの頻度で「500 Error – Internal Server Error」が表示される。新しい記事は問題なく投稿されているのだが、これはとても気持ちが悪い。3.31 へのアップデートでの解決を期待していたが、やっぱりダメだった。3.32 へアップデートしてもダメ。これはロリポップのオンライン・マニュアル「Movable Type のアップグレード」に従った。

これでダメだったので、次は、一旦、Movable Type からデータベースも全てをサーバーから削除し、一から構築した。そこへ、バックアップしておいたデータベースのフォルダをアップするという方法で、これは解説本「Movable Type でつくる!最強のブログサイト」に従った。これでも「500 Error」は避けられず、全くの一からのインストールを決意する。これは、今までの記事を最初から投稿をするという、なかなか決意の必要な決断なのだ! バックアップはとってあるので、そっちの心配はないのだが。

488166473ここで、ロリポップサーバーでの Movable Type 3.2 と 3.3 の違いは、
・ロリポップサーバーのオンライン・マニュアルでは、3.2はデーターベースが BerkeleyBD 使用がデフォルト。3.3のでは SQLite に変更されている。
・デザイン変更用のプラグイン StyleCatcher は3.2ではオプションだが、3.3では最初からインストールされている。しかし、設定をしなければ使用できない。

で、3.3でSQLite使用を前提に一からブログを構築することにした。しかし、ログイン名、表示名、ブログのURLなどは以前と同じものを設定。とにかく、今回はインストールに慎重をきした。後で、不具合の起こる可能性をできるだけ少なくしておきたかった。現に、Movable Type の最終インストール時だが、インストール終了直後、Safari では2回、予期せぬ終了をしてしまった。インストールは完了しているが、今回はあくまで慎重ということで、Firefox に変えたところすんなりとインストールが終了した。これは1度だけでなく、実験を含めると3度程試している。

インストールはロリポップのオンライン・マニュアルを熟読。さらに Movable Type 入門サイトのインストール解説も参考にした。その上で、今回はロリポップ・サーバーのアカウント情報をプリント・アウトして、サブドメインともどもを理解した上で、設定作業を行った。独自ドメイン、サブドメイン、フルパス、そのうえブログ用に新たに設置したサブドメインなどがある。ブログURLはそのために設置したサブドメインにするが、それ以外はサーバー側が決めたサブドメインを中心に設定を行った。

これらの作業で、週末はMovableType漬けになってしまった。現在、100ページほどのアップを終えたが、「500 Error」は全く起こらない。これは精神衛生上、とても良い。コメントやトラックバックは失ったが、まだ少ないので助かった。これで、MovableTyape の設置には初級段階をステップアップできたと、実感できたのがうれしい。