OS X でのフォントのインンストール先

ぼく自身、OS9 から OSX への変更で特に迷ったのがフォントのインストール先でした。OS9 では基本的に[システムフォルダ/フォント]です。さらには ATM を使用するので、自分の好きなフォルダにフォントを分類して入れておくことができました。OSXではそんな自由は全くありません。OS X 10.4 を新規にインストールしたばかりなので、フォント環境を記録しておきます。

基本は以下の3ヵ所です。
1.[起動ディスク/システム/ライブラリ/Fonts]
2.[起動ディスク/ライブラリ/Fonts]
3.[起動ディスク/ユーザ/(ホーム:ユーザ名)/ライブラリ/Fonts/]

Classic環境がインストールされている場合
4.[~/システムフォルダ(OS 9.2 以降)/フォント/]

アドビ社の CS アプリケーションをインストールした場合
5.[起動ディスク/ライブラリ/Application Support/Adobe/Fonts/]

原則的には以上です。

1. のフォルダにはシステムで使用するフォントが入っています。ぼくはこのフォルダには一切手を触れません。

2. ここにイストールされているフォントはコンピュータ内に設定されている全てのユーザーが使用できます。OS X 10.4 のインストール際や、アプリケーションソフトのインストールの際、その付属フォントのインストール先もここです。

3. OS X 10.4 のインストール直後は何も入っていません。ここにインストールされたフォントは自分だけが使用できて、このコンピュータに登録している他のユーザーは使用できません。コンピュータを一人で使用している場合は、2 も 3 も同じことです。但し、OS X に付属するフォント管理ソフトの「Font Book」ではカテゴリーごとに一括してフォント使用の可否の設定ができます。このことを顧慮して一人で使用しているコンピュータですが、ぼくは追加のフォントは3にインストールすることにしています。

4. ここには OS 9 と OS X で共通で使用したいフォントをインストールします。ただし、OCFフォントは OS X では認識されません。

5. アドビ社の CS アプリケーションをインストールするとここに付属のフォントがインストールされ、アドビ社のソフトウエアのみで使用することができます。他のソフトでも使用したいときは、ここから 2 か 3 へ移動します。

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カテゴリー: Apple