1991年リブロポート発行の本だ。大阪市中央区南船場の古書店ベルリンブックスで見つけた。1920年から30年のソビエトの絵本を大きな図版で紹介している。1917年の革命後、ロシア・アヴァンギャルドと呼ばれる芸術の実験的な試みが絵本の中で展開された。その時の貴重な絵本だ。なぜ、30年までか。それは下の「幻のロシア絵本1920-30年代」に詳しい。こっちは2004年2月の芦屋市立美術博物館での「幻のロシア絵本1920-30年代展」でのカタログだ。ぼくもこのときは見に行った。上の表紙になっている「海と灯台についての私の本」の実物にも接っすることのできた貴重な展覧会だった。
幻のロシア絵本1920-30年代
企画・監修
芦屋市立美術博物館、東京都庭園美術館
2004年 淡交社発行
展示会のカタログだが、一般書店でも売っていた。