UC EAST 個展「Mube」

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昨夜は、unionとcaliflowerで遊んでいた。今日は、UC EAST 個展「Mube」へ行ってきた。会場の20年前に操業を終えた工場は西成区松田町にある。その場所へ強い磁力で引き寄せられるように向かった。50年前近く、ぼくはその松田町の安アパートに住んでいたことがある。用がなければ行く場所じゃない。事実、50年近く松田町に用があることはなく、行くことはなかった。今日は個展という用があって行った。思っていた以上にぼくの感情はたかぶった。途中、会場を抜け出して、思い出をたどるように雨の松田町を歩いた。写真は西成区と阿倍野区の境にある急峻な階段の上から撮った風景。上の段差の阿倍野区から下の西成区を見下ろす独特の風景が大阪市内にあることを知る人は地元民以外はほとんどいないだろう。

この急峻な階段の記憶はあったが、住んでいたアパートは見つからなかった。個展でのライブペイントは体の冷えが激しくて途中で出て、隣町の飛田を歩いて抜けて御堂筋線の動物園前駅から帰った。雨の飛田はピンク色の明かりがまぶしい異様に華やだ街だった。飛田を出るといきなり極貧地帯に入る。ジャズ喫茶マントヒヒがあったのは飛田を抜けて右へ行くとすぐのところだった。反対の左へ行くと、やはり住んだことのある山王町の安アパートがあった。

歩きながら、ぼくはヒッチハイクの路上に立ち続けているようだ、と感じた。いつまで立ち続けるんだろう。長い長いロードムービーの途中みたいだ。ロードムービーを見ていると、押しつぶされるような悲しみに襲われることがある。ぼくは、自作自演のロードムービーをやっているのかもしれない。若いアーティストの活動を追いかけて、ぼくのロードムービーは続いている。

西成萩の茶を歩く

大阪西成萩之茶屋を歩く

2016年2月14日、西成萩之茶屋の難波屋に行った。向井千惠「ライブぱふぉまんす難波屋」があった。向井知恵さんの二胡によるフリージャズを聞いていたのは1980年頃だった。パフォーマンスには懐かしいようななんとも言えない感情に襲われた。終了後、店を出て近くの三角公園へ歩いた。それから地下鉄御堂筋線の動物園前駅までiPhoneで写真を撮りながら歩いた。

2016/02/11 SHAPEDNOISE『Different Selves』JAPAN TOUR in OSAKA

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“SHAPEDNOISE『Different Selves』JAPAN TOUR in OSAKA”(2016/02/11 @circus osaka)へ行った。このパーティの全容に浸りたくてスタートから行き、atmosphäre のアフターが終わるまでいた。ムチャクチャに濃いパーティだった。最近のぼくのお気に入りの言葉、「音は視覚と異なり、魂にじかに触れてくる。音楽は心を強姦する。」というパーティだった。これは伊藤計劃の近未来SF小説『虐殺器官』に書かれている言葉だ。
SHAPEDNOISE はウィリアム・ギブソンにインスパイアされた12”をリリースしているというので Apple Music を探して何度も聞いた。制作した3人組の名義が “THE SPRAWL”。”スプロール” ってギブソンの近未来SF小説『ニューロマンサー』に何度も出てくる単語。いやでも上がる。だからパーティのライブでも上がりっぱなしだった。
特に、去年末から今年にかけてぼくは、近未来SF小説を読んで、クラブに行って音楽を聞いて踊り、クラブから帰ってSF小説や漫画を読むを繰り返している。それらの小説や漫画に描かれる未来はディストピア的で、ノイズを基調とする電子音楽ととても合う。つまり、それらの音楽に心を強姦され続けている。
そして、ぼくはそういう小説や漫画を読んで不安にかられているし、そういう音楽を聞いてさらに不安にかられている。それはアイデンティティの希薄さからきていると思う。小説や漫画や音楽からその希薄さを気付かされてるんだと思う。伊藤計劃『虐殺器官』の主人公クラヴィスは、はっきりと無宗教だと言っている。カトリック信者の同僚が自死して彼は不安にかられる。士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』の主人公草薙素子にしても宗教心はないだろう。かれらはそれぞれ軍人や公安警察でありながら愛国心がない。
森博嗣の小説『スカイ・クロラシリーズ』の主人公カンナミはあるときから成長が止まり、自死とか事故とか殺されない限り永遠に生き続けることになる。そして優秀な戦闘機乗りだが、やっぱり彼女にも宗教心も愛国心もない。ぼくはそこに共感してそれらの作品を愛読しているが、読後に満たされることはなく、不安が大きくなるばかりだ。例えば、草薙素子は全身が義体だが、脳髄だけは人間から取り出されたものだからロボットではない。ある時、難民が大勢殺された中から、妊娠中の死体のまだ死んでいない胎児の脳髄が取り出されたものが現在の素子の脳髄だ。ときどき、その脳髄に宿る魂を感じて不安にかられる。彼女はそれをゴーストと言っている。ぼくの不安も素子のゴーストみたいなものだったらおもしろいと思ってるんだけど・・・

ブランジュリー タカギのカンパーニュ4分の1

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大阪西区江戸堀のパン屋さん “ブランジェリー タカギ” のカンパーニュ。これは4分の1サイズで265円(外税)。これの他に全体と2分の1サイズがある。全体は大きすぎる。半分を買うことが多い。ハーフサイズを買ったときは、帰ってから半分に切って、半分を冷凍庫で保存している。

このカンパーニュはほんとうにうまい。皮はかなり固く、中味はモチモチ。パンの香ばしい匂いがとてもいい。

クラブパーティ “LARK”(2015.2.5 (fri) at circus osaka)へ行った

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クラブパーティ “LARK”(2015.2.5 (fri) at circus osaka)へ行った。“LARK”は数年前から年に1、2回行ってる。今回のゲストDJはブエノスアイレス出身ベルリン在住の Federico Molinari だった。全く知らないんだけど、YouTubeの “Federico Molinari Boiler Room Punta Del Este DJ Set” を視聴してたら、ムチャ聞きたくなった。この動画の空気感がとても素敵だ。Punta Del Este を Google Map で検索したら、南太平洋を望むウルグアイの町だった。アルゼンチンのブエノスアイレスから近いので、Federico Molinari にしたら地元といってもいいかもと想像した。この動画から見えてる海は南太西洋か〜。

さて、5日の circus osaka の Federico Molinari は、この動画と変わらないグルーブ感だけど、やっぱり真夜中だからダークな世界に入っていた。座って聞いていると、際立った特徴が感じられれないけど、いったん踊りだすとビートの奥から聞こえる旋律にたまらない感情が湧いてきた。何時間もゆるく踊り続けた。

去年の暮れから、濃くてダークなDJパーティで遊ぶのが続いていた。気持ちも体も前のめりになってストイックに踊るグルーブだった。それはそれで好きなんだけど、ちょっと疲れた。そんなパーティでは自然と強い酒を飲みすぎてしまうし、体のことを考えたらヤバいな〜と思ってたから、Federico Molinari はとてもよかった。円安のせいか、この夜も外国人客の比率高かった。それに男子率も高かった。